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明代 染付持蓮童子文壷

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¥ 200,000 税込

商品コード: cp045

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  1. 中国美術
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中国明代末期の【染付持蓮童子文壷】の名品です。

壺の肩の部分に、蓋をするための紐を通す耳が付いた、いわゆる四耳壷とよばれるものです。

この四耳壺は、木製の蓋をすることに一義的な意味があるため、内部に茶葉・香木・薬草などの珍品を入れて日本に入ってきたと考
えられています。

現在の日本でも茶道の葉茶壺(はちゃつぼ)として珍重されています。

ある時期に景徳鎮では、大量の注文に応じきれなくなった官窯から民窯へ生産委託が行なわれました(官搭民焼制)。

その際に、洗練された官窯の焼成技術や絵付けが民窯にもたらされましたが、逆にそれまで宮中用陶瓷器にはなかった民間文様が、
宮廷のやきものにも描かれるようになりました。

今回の壷の唐子の親しみやすい文様表現にも、民窯台頭の背景をみることができます。

整った器形に、持蓮童子文様が精緻に描かれています。

口縁下部、耳のある肩の部分には、蓮弁文を廻らし、胴部には四面に円形の窓絵を施しています。

窓絵には可愛らしい持蓮童子が描かれています。

蓮のうてなに座し、みずからも蓮を捧げ持つ童子の姿は、彼方に佛を見ているようです。

各窓絵の左右上下には、吉祥の瑞雲が量感を持って描かれています。

お品の状態は上りも良く、多少の汚れはございますが、良好です。

名品の香りが致します。

このお品は某芸術大学教授の収集品でありましたが、ご親族のご依頼により、出品させて頂いております。

作品サイズ・高さ28㎝ 口縁径12㎝ 胴径25.3㎝ 底部径16.5㎝ 箱あり


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