明治 硝子絵 富士遠望湖畔図
新商品
¥ 82,000 税込
商品コード: nk008
透明なガラス板に絵を描き、反対の面からガラスを通して鑑賞する、ガラス絵。
ガラス面を通して見える、絵具そのものの艶やかな色の世界。
通常の絵画と絵の具を重ねる順番を逆転させる、緻密な計算と技巧。
古くは中世ヨーロッパの宗教画に始まり、中国を経て、日本へは江戸時代中期に伝わりました。
それから、およそ200年。新奇な素材の輝きと色彩が人々の眼を驚かせ、幕末明治期には異国風景や浮世絵風のガラス絵が盛んに描かれました。
このお品は、屋根などに螺鈿を用い、当時の人々には新奇な写真の人物をコラージュして新機軸を打ち出したとても珍しく希少な作品です。
何分古いお品ですので、絵に絵具が剥落した部分がございます。
木製額は塗装の剥離がございます。
作品サイズ(額含む)・横57㎝ 横42㎝ 厚み2㎝
このお品は、30年前に65歳で故人となられた某芸術大学の教授の収集品でありましたが、ご親族のご依頼により、出品させて頂いております。
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